イノベーションテーマだったり、新規製品の開拓だったり、アーリステージの製品開発に携わっている方もいらっしゃるかと思います。
1つの技術を使った製品だとまだいいのですが、様々な新しい機能を搭載して、さらに、オープンイノベーションだ!といろいろな外部の企業さんだったり、スタートアップと協業したりすると、よく混乱が置きますよね。
たとえばこんなことがあるあるかと思います。
・目新しい技術が先行して、顧客価値が見いだせずにプロジェクトをスタートしてしまった
・何を作るかふわっとしていて、開発者間で考えていることが違う
・スタートアップと協業しているのに、お互いの連携がうまくいってない
などなど。

そんなケースにもシステムズエンジニアリングの考え方は役に立ちます。

システムズエンジニアリングのSysMLを用いたモデルの活用というのは、結局のところ
開発者の頭の中や、システムの中を可視化している作業なんです。
ですから、
何を作るつもりか?も、その”作るもの”が可視化されれば、考えていることの違いも見えてきます。
他社のとの協業も、他者の技術と、自社が考えている製品の技術が可視化されれば、うまく取り込めるのか、取り込めないかも見えてきます。
また、目的と手段を分けてかんがえるので、何のために(顧客価値)ー新しい技術が必要かという関係性も整理できます。

アーリステージの検討には「可視化」と「共有」が不可欠です。
そんな観点でシステムズエンジニアリングやモデルを活用してみてはどうでしょう。

以前に発表させていただいた資料を再構成してこのサイトにアップしています。
よろしければご一読ください。

https://gochibicreativedesign.com/%e6%9b%b8%e7%b1%8d/

また、どのようにシステムを作っていくかを解説した書籍も出版しています。
こちらもお手に取っていただければ幸いです。


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